ヘレス・デ・ラ・フロンテーラはセヴィーリャの南方約90kmのところにあって、シェリー酒の名産地として知られています。
へレスの町に入ると、シェリー酒の香りが漂ってくるなんて言う人がいましたけど、そんなことはありませんでした。
ワインを造っているボテガの近くへ行ったら、ということなのでしょう。
まずは、17世紀末に建造されたカテドラルを見に行きました。
石造りの立派なファサードには装飾が施されていて、ラテンの国の大聖堂らしく、またスペインの南部なので、乾いた雰囲気です。
様式は、ゴシックと、バロック、ネオクラシックが混在したもので、1980年に大聖堂に昇格したそうです。
正面のすぐ右側に鐘楼が建っていますが、これはかつてこの大聖堂の場所にモスクが建っていたときにあったミナレットを利用したものだということです。
内部も、ほとんどの部分が白っぽい砂岩(石灰岩かも)で造られていますが、さすがに礼拝堂部分は金ピカになっています。
小さいステンドグラスもありました。
この写真では分かりにくいですが、ステンドグラスの周囲もヴォールトの部分にも彫刻が施されています。
入館料@€6がかかるので、中はガラガラでした。
入館料@€6がかかるので、中はガラガラでした。
次に行ったのは乗馬学校です。
正式には王立アンダルシア馬術学校という立派な名前がついています。
馬術の練習をする建物です。
内部は撮影禁止ですが、長方形の砂地の練習場、その周囲に何段かの観覧席が。 フラッシュを光らせたりすると馬が驚くから、もう撮影禁止にしてしまったのでしょうね。
馬はとても敏感な動物ですから。
馬はとても敏感な動物ですから。
外にいる馬は撮影しても構わないようです。
馬はどれもとてもきれいに手入れされていいました。
校内に遭った、立派な建物。
王立というだけあって、たいへん立派な建物です。
さて、いよいよボテガです。
行ったのはSANDEMANというところです。
SANDEMANシェリーは、黒い帽子とマントの人がラベルになっているので知られていますが、
案内してくれる人も、それと同じ格好をしています。
シェリーの酒樽です。
シェリーはワインにアルコール(ブランデー)を加え樽に詰めて風味を強めたお酒です。
酒樽を寝かせる保存庫です。
屋根の上に伸びた柱の上にはコウノトリが巣を作っていました。
昔使っていたブドウを絞る機械 。
木製です。
アンダルシアらしい中庭を通っていきました。
壁の素焼きの鉢には花が植わっていて、南国風情がたっぷりです。
これは樽(お酒)の重さを測るためのものです。
シェリーの製造過程を説明したパネル。
シェリーと言うと、ドライなものだと思い込んでいましたが、実は辛口から超甘口の4種類あることが分かりました。
辛口=Fino
中辛=Amontillado
甘口=Oloroso 濃い黄金色
トロリと甘口=Cream バーガンディの赤
ブドウは白のPalomino種を95%使用。 このブドウがシェリーに向いているそうです。
いよいよ試飲の時間。
€7.00で3種類のティステイング、別に€7.50で3種類のタパス(チーズ2種とハモン)が出てくる。
でも、何も頼まなくてもチップスとオリーブとクラッカーが出てくるので、頼まなくても良かったかも。
これだけ色がついていても、シェリーは区分としては白ワインなんだそうです。
これだけ色がついていても、シェリーは区分としては白ワインなんだそうです。
帰りに一番甘いCreamを1本買いました。
€9.85でした。
へレスでの宿は、Sherry Park Hotel。
町の中にあって、なかなか立派なホテルです。
看板を見たら★が4つ付いていました。
ダブルの部屋と言うと、だいたいがシングルベッドを2台くっつけてあります。
これの良い点は、寝返りを打っても横で寝ている人には響かないところです。
ちゃんとバスタブもついています。
スペインですから、バスルームにはビデも必ずあります。
朝食バッフェは種類が多かったです。
さすが四つ星ホテルです。
甘目のパンが多いのが、スペインの特徴でしょうか。
イギリス人アメリカ人客が多いのか、食パンの薄切りもありました。
ハムやチーズなども種類がたくさんありました。
それほど食べないけど、朝食が豪華だと嬉しくなりますね。
(2013年5月)