エヴォラÉvoraはリスボンから約135km東方にあるアレンテージョAlentejo地方の中心の町です。
アレンテージョとは「テージョ川の下」という意味で、テージョ川の南に広がっている地域を言います。
イベリア半島では最長の川で、全長1080kmのうち上流の700kmはスペインを流れ、ポルトガル領を流れるのは300kmほど。
エヴォラの町の広場に残るディアナ神殿。
2~3世紀ごろローマ人によって作られたものだそうです。
円柱の上部にコリント様式の彫刻が施されています。
観光用の馬車を引く馬が、カテドラルの前の広場にいました。
馬が歩くポクポクという音は、旧市街の石畳ではよく響きます。
カテドラル正面のファサード。
どっしりしっかりとした造りです。
1280年から1340年にかけて造られたこの大聖堂は、ポルトガルでも有数の歴史的な建造物で、1988年に世界遺産に登録されています。
大きなバラ窓があります。
左右にちがったパターンの大きなバラ窓が1つずつ配置されています。
礼拝堂の聖母像とその周囲は彩色も美しく、本当にきらびやかでラテンの国に来たことが実感できます。
1584年9月8日に天正遣欧少年使節の4名がこの大聖堂を訪問し、当時ヨーロッパでも珍しかったパイプオルガンの演奏を聴いたと、日本語での説明パネルがありました。
回廊の部分。
ここも、太い柱でどっしりとした造りになっています。
€3.50を払うと、回廊と屋上に上がらせてもらえます。
ここまで上がると、2つのタワーの先端がよく見えます。
ディアナ神殿跡のそばの公園から。
遠くに大聖堂の尖塔が見えます。
エヴォラで泊まったホテルは、ちょっと郊外のGrace Hotelです。
本館の部屋は小さいようなので、別館の部屋を予約しました。
これが別館で、入口ドアが屋外に面しています。
中は広々と、というよりもガラーンとしています。
広い部屋にあるのは、ベッドとデスクだけでした。
ま、荷物をどこでも広げられるので、狭いよりは良いです。
本館の食堂です。
数十人分のテーブルがありましたが、実際に使われたのは私たちのテーブルともう1つだけでした。
他の宿泊客の朝食はもっと遅かったのかも知れません。
朝食はコンチネンタルでおかずは無し。
宿のおばちゃんがカステラみたいなケーキを焼いてくれたので、それも一緒にいただきました。
エヴォラの街中の通り。
朝早いので人通りは殆どありませんでした。
おみやげ屋の店先で見た飾り皿。
こちらはコルクのバッグ。
すごく薄いコルクで作ったバッグは、思いのほか丈夫で長持ちするのだそうです。
これはコルクでできた絵葉書です。
コルク生産世界一の国だけのことはあります。
エヴォラの旧市街の回りには、昔の水道橋が残っています。
住宅などの建物と重なっているところもありました。 古いものを保存するのには、いろいろご苦労があるものです。
(2013年5月)