2016年7月4日月曜日

メリダ  ローマ遺跡が町中に残るスペインの古都

ポルトガルから 国境を越えてスペインに入りました。
大きな鉄骨のアーチが特徴のこの橋はグラティアナ川にかかるルシタニア橋です。

橋の南側にローマ時代の古い橋が見えますが、これを渡ったところにメリダの旧市街があります。

翌朝、近くまで行きました。
車はだめで、歩行者だけ通行できます。

市内にはローマ遺跡があちこちに残っていて、道を歩いているといきなりディアナ神殿やローマ劇場跡などに出くわすのです。


























この柱はコリント式でしょうか?

ローマ円形劇場です。
広さは長いところは60m以上あり、中央部分に木製のピットが作られ、そこで演技などが行われたとのこと。

建物は殆ど崩れて、柱と梁が残っているだけです。


これは劇場の舞台部分。
かなり復元されていて、立派な舞台だったのが分かります。

同じく劇場の観客席部分。

メリダで宿泊したのはパラセ(パレス)ホテル。 宮殿を改装したという5つ星です。
市庁舎がある広場に面して建っています。

入口から入ったところ。
ロビーは吹き抜けになっています。

カフェコーナー。













同じくカフェコーナーを上階から見下ろしたところ。

小さな石造りの噴水もあります。












ロビーはゆったりで、夜にはビールが気持ちよく飲めました。
おつまみの手前のはとんがりコーンで、これは日本製です。


部屋は古いけど、さすがにどっしりとした造りです。

ちゃんとソファーもあります。


洗面が2つあって、顔を洗うのにも取り合いをする必要がありません。

朝食レストランです。
ガランとしているように見えるのは、バッフェ台があちこちに分かれているから。

奥の方に暖かい食事が置いてあります。


パンもいろいろな種類がありました。
高級ホテルには、より多くの種類のパンが置いてあります。










夕食に行ったバールで注文したタパスです。
内陸部だけあって、豚肉とポークハムのメニューが殆どです。
その中で、唯一あった魚介類はムール貝でした。


左の皿の左側はアンチョス、右はハモン・イベリコ。
サラダには、ツナ入りにしました。
ここメリダででシーフードを食べるのは至難の業です。

(2013年5月)

2016年7月3日日曜日

エルヴァス スペイン国境近くの水道橋が残る要塞都市


 
エルヴァスElvasはエストレモスから東へ約40km、もうスペイン国境までもう20kmほどのところにある要塞都市です。


町の入口に水道橋が見えてきます。













アモレイラの水道橋という名前で全長約7kmはイベリア半島では最長のものだそうです。
15世紀から水道橋の建設が始まり、1622年に完成したそうですが、それだけの長い年月がかかる立派な水道橋です。

町の中心にあるレプブリカ広場に建つノッサ・セニョーラ・ダ・コンソラサオン教会。

広場の下側の建物。
レストランなんかが入っています。

この日は月曜日だったけど、朝市が出ていました。


教会の内部。

かつてはゴシック様式で建てられたものが、16世紀になって当時はやりだったマヌエル様式に改装されたものです。
そのため、船は海に関係するものをモチーフとした装飾が多く用いられています。


少し歩いたところに、やはりペロリーニョがありました。

向かいの丘にも要塞跡らしきものがみえました。

町の一番高いところには城があります。










立派な城壁です。
もとは、ローマ時代の要塞後にイスラム教徒が城を築いたもので、レコンキスタの後に改築(拡張)されたものだとか。








見下ろすと、結構高いところまで上がってきたことが分かります。












道端に止めてあった超小型車。スクーターのエンジンで動く、バタバタのようなものです。


モニュメント。
これは新しそうでした。

こちらは、大理石でできたちょっと古そうな噴水です。
ここでも水道橋で引いてきた水が使われています。

帰り道に水道橋を改めて眺めました。

今は途中で切れているけど、何とも立派な建築物です。


紋が入っています。

お昼ご飯は、先ほどのレプブリカ広場の下にあるレストランで。


こういうように写真があると本当に分かりやすいですね。

値段も安いです。
 これはタラです。














これもタラですが、ポテトと一緒になっています。
どちらも塩味が強めでした。


デザートもついていました。
安いけど、ちゃんとパンも飲物も着いている、お得なランチメニューでした。

(2013年5月)

2015年8月30日日曜日

エストレモス サンタ・イザベル王妃像の町



エストレモスEstremozはポルトガルのエヴォラから45kmほど北東に向かったところにあり、スペインとの国境まで、もう60kmほどです。

丘の上にあるエストレモスの上の町が遠くに見えてきました。


角ばった塔が遠くからでもよく見えます。
これが13世紀に建造された城の主塔です。
最初はアルフォンソ三世、その後を引き継いだディニス王がこの地を更に発展させたと言われています。

城は、現在ではポルトガルでも最も人気があるポザーダ(古城や修道院を改修した国営ホテル)になっています。








ポザーダの入口にある表示。
















サンタ・イザベル王妃礼拝堂のタワー部分。
なぜか正面の写真は撮っていませんでした。

サンタ・イザベル王妃の像。
イザベルは幼い頃から敬虔なカトリック教徒で、ディニス王と結婚した後も変わらず人々を助ける活動をしていたため、城からたびたび出かけることがありました。
それを知ったディニス王は、イザベルが浮気をしているのではないかと疑い、ある日出かけようとしてるイザベルに「手に持っているのは何か?」と訊ねたのです。







実は、貧者を助けるために金貨を持ち出そうとしていたイザベルでしたが、王の求めに応じて手を開くと、金貨はバラの花に変わっていました。
神の力により貞節、そして無実の証として金貨はバラに変えられたのです。










ここにあるサンタ・イザベル像は、たくさんのバラの花を両手に抱えていて、その逸話を表現しているのです。







エストレモスは少し高台にあり、周囲の穏やかな景色を眺めることができます。














この辺りは、欧州でも有数の大理石を産出する地域で、道路からでも何カ所かの石切り場を見ることができました。











特に有名なのは、ピンク色の大理石だそうで、リスボンのジェロニモス修道院やベレンの塔にもこの地域からの大理石が使われているそうです。
(2013年5月)