2015年6月29日月曜日

サグレス ユーラシア大陸最西南端の砦

サグレス砦


サグレスSagresはユーラシア大陸の最西南端にあり、15世紀ポルトガルの大航海時代の面影が残っています。

この砦跡もそのひとつです。

切り立った岸壁が大西洋に突き出している姿が、ここがまさに陸の果てだと思わせるのです。







砦の中に建てられた、祈りの聖母チャペル。













大西洋に突き出た半島に築かれた要塞の壁。















これは大きな風向盤だそうです。 一説には日時計とも。
直径は43mもあるそうで、いずれにしても大きなものです。 どんな理由でこれほど大きなものを作ったのでしょうか?

砦の壁の向こうに見える陸の端の様子は、「最果て感」があふれています。


波や風による浸食の跡が見られる海岸の岩。

切り立ったこの崖は、今も少しずつ削り取られているのでしょう。

この肉葉植物はピッグフェースのようです。

大砲は潮風に晒されて、もう表面は何層も剥がれて古木のような趣になっています。


これはサグレスから6kmほど離れたところにあるサン・ヴィセンテ岬Cabo de São Vicenteにある灯台です。

地図を見ると、サグレスよりも北ですが、より西に位置しているので、こちらの方が突端だという気がします。







昼食のためサグレスの東側の海岸へ行きました。
こちらにはレジャーボートもあって、少し雰囲気が和やかになります。







ポルトガルに来たら、やはりイワシの炭火焼きを食べなければなりません。

その上の皿にあるのは、アサリのガーリック蒸しです。

イワシは新鮮でおいしくて、家内はワタまで食べてしまいました。
ささやかな幸せを感じるひとときです。

デザートはプリン。 ポルトガルのものはアーモンド風味のものが多かったです。
既製のプリンを皿にあけただけですが、素朴な味わいでした。


レストランはBatedorという名前です。
サグレスに車を止めている間に、この店のビラがワイパーに挟んでありました。 ビラは2-3枚あったのですが、周ってみてここが海沿いで一番雰囲気が良さそうでした。

ランチは上の写真にコーラとパンが付いて、合計€32。 新鮮な魚介類が安くておいしいポルトガルです。






今回借りたレンタカーはプジョー3008。
SUVのようなスタイルですが、FWDです。
この車のミッションはタイミングが難しくて、最後まで慣れませんでした。 でも、燃費はとても良くて、ディーゼルで4.5L/100kmぐらい。
(2013年5月)
 

2015年6月21日日曜日

タヴィラ  ポルトガル南部の古都にある田舎B&B


へレス・デ・ラ・フロンテーラからセヴィリア経由でスペインとの国境となっているグアディアナ川Guadianaに架かる美しいつり橋を渡ると、そこはもうポルトガルです。

アルガルヴェ地方Algarveへようこそという看板がお迎えしてくれます。

アルガルヴェというと、女子サッカーの国際大会が何年か前から行われているところで、なでしこも参加しています。



今日の宿は、スペインとの国境から35kmほど西にあるタヴィラTaviraとう古都の郊外に予約しました。
Monte Do Alamo- Turismo Rural(田舎観光) という名前のとおり、町の外のアーモンド林の中にありました。

入口は普通の家みたいです。

中に入ったらダイニングとリビングが共通でした。 もちろん共用です。

こちらはダイニング。
”ポルトガル到着祝”にちょこっとワインをいただきました。

シンプルな白壁にカントリー風の家具です。

ベッドルーム周囲も簡素です。


壁にはアートがかかっています。


5部屋あるうち、バス付の部屋を選ばせてくれました。
でも、十分にお湯が出なくて、1人入るともうシャワーもできないぐらいの湯温になってしまいました。 暖かいところだから、みんなシャワーなんでしょうね。


宿からタヴィラの町を遠望できます。

ここの犬。ハスキーのようです。
寒いところに適した犬種でしょうに、適応出来たのでしょうか。

 アーモンドの木。
だいぶ実が大きくなってきていました。


朝食です。
オレンジジュースにコーヒー、クロワッサンなどのパンにフルーツ、シリアル、ヨーグルトと、もう十分です。

最初の朝食は戸外で食べましたが、寒かったので翌日は室内にしてもらいました。

これは、どこか近くにいる野豚です。
この宿の野菜畑に入りこんで荒らしていたのが見つかって追っ払われていました。

タヴィラの旧市街にも最初入ったのですが、いろいろなことがあって、写真を撮る余裕がありませんでした。
古くは紀元前8世紀ごろからフェニキア人が居住したことがあるというところです。
小さなところなので、次に来たときにはゆっくり歩いてみたいと思います。
(2013年5月)

2015年6月20日土曜日

サンルーカル・デ・バラメダ-  グアダルキヴィール川の河口にある町


サンルーカル・デ・バラメダSanlúcar de Barramedaはへレス・デ・ラ・フロンテーラから25kmほど西、グアダルキヴィール川の河口近くにある町です。

グアダルキヴィール川はコルドバやセビリア経由でこのサンルーカル近くで海に流れ込むアンダルーシアでは一番長い川(全長657km)です。
町は少し乾いた砂っぽい印象です。

坂を上って町の高台にあるサンティアゴ城に行きました。
この城は15世紀に築かれたものだそうです。



 11時からの開城で、ちょうど開いたところで人は殆どいませんでした。


高台に上がると、少し向こうにグアダルキヴィール川の姿が見えます。
もう、川というより海というカンジで堂々としています。

帰り道に、オルレアン・ブルボン宮殿に立ち寄りました。


この宮殿は19世紀に建てられた新ムデハル様式とイタリア古典様式が混ざった建物です。


玄関の車止めの屋根の周囲や内側は、アラブの雰囲気がたっぷり味わえます。












内部にはロココ風や中国風、エジプト風、英国風の部屋があるそうですが、この日(だけ?)は部外者は立ち入りできないそうで残念でした。



ここでお昼になったので、商店街をぶらぶら歩きながら見つけたカフェでハムとサラミのサンドイッチをいただきました。
飲物と合わせて€8.70でした。
カフェを外から見たところ。
商店街で見かけた靴屋。
子供靴サイズですが、フラメンコシューズのような形をしていました。

ふと上を見上げると、ベランダの裏側にも、アラブの幾何模様が入っていました。
アンダルーシアはどこでもアラブの雰囲気が味わえます。
(2013年5月)