2015年6月21日日曜日

タヴィラ  ポルトガル南部の古都にある田舎B&B


へレス・デ・ラ・フロンテーラからセヴィリア経由でスペインとの国境となっているグアディアナ川Guadianaに架かる美しいつり橋を渡ると、そこはもうポルトガルです。

アルガルヴェ地方Algarveへようこそという看板がお迎えしてくれます。

アルガルヴェというと、女子サッカーの国際大会が何年か前から行われているところで、なでしこも参加しています。



今日の宿は、スペインとの国境から35kmほど西にあるタヴィラTaviraとう古都の郊外に予約しました。
Monte Do Alamo- Turismo Rural(田舎観光) という名前のとおり、町の外のアーモンド林の中にありました。

入口は普通の家みたいです。

中に入ったらダイニングとリビングが共通でした。 もちろん共用です。

こちらはダイニング。
”ポルトガル到着祝”にちょこっとワインをいただきました。

シンプルな白壁にカントリー風の家具です。

ベッドルーム周囲も簡素です。


壁にはアートがかかっています。


5部屋あるうち、バス付の部屋を選ばせてくれました。
でも、十分にお湯が出なくて、1人入るともうシャワーもできないぐらいの湯温になってしまいました。 暖かいところだから、みんなシャワーなんでしょうね。


宿からタヴィラの町を遠望できます。

ここの犬。ハスキーのようです。
寒いところに適した犬種でしょうに、適応出来たのでしょうか。

 アーモンドの木。
だいぶ実が大きくなってきていました。


朝食です。
オレンジジュースにコーヒー、クロワッサンなどのパンにフルーツ、シリアル、ヨーグルトと、もう十分です。

最初の朝食は戸外で食べましたが、寒かったので翌日は室内にしてもらいました。

これは、どこか近くにいる野豚です。
この宿の野菜畑に入りこんで荒らしていたのが見つかって追っ払われていました。

タヴィラの旧市街にも最初入ったのですが、いろいろなことがあって、写真を撮る余裕がありませんでした。
古くは紀元前8世紀ごろからフェニキア人が居住したことがあるというところです。
小さなところなので、次に来たときにはゆっくり歩いてみたいと思います。
(2013年5月)

2015年6月20日土曜日

サンルーカル・デ・バラメダ-  グアダルキヴィール川の河口にある町


サンルーカル・デ・バラメダSanlúcar de Barramedaはへレス・デ・ラ・フロンテーラから25kmほど西、グアダルキヴィール川の河口近くにある町です。

グアダルキヴィール川はコルドバやセビリア経由でこのサンルーカル近くで海に流れ込むアンダルーシアでは一番長い川(全長657km)です。
町は少し乾いた砂っぽい印象です。

坂を上って町の高台にあるサンティアゴ城に行きました。
この城は15世紀に築かれたものだそうです。



 11時からの開城で、ちょうど開いたところで人は殆どいませんでした。


高台に上がると、少し向こうにグアダルキヴィール川の姿が見えます。
もう、川というより海というカンジで堂々としています。

帰り道に、オルレアン・ブルボン宮殿に立ち寄りました。


この宮殿は19世紀に建てられた新ムデハル様式とイタリア古典様式が混ざった建物です。


玄関の車止めの屋根の周囲や内側は、アラブの雰囲気がたっぷり味わえます。












内部にはロココ風や中国風、エジプト風、英国風の部屋があるそうですが、この日(だけ?)は部外者は立ち入りできないそうで残念でした。



ここでお昼になったので、商店街をぶらぶら歩きながら見つけたカフェでハムとサラミのサンドイッチをいただきました。
飲物と合わせて€8.70でした。
カフェを外から見たところ。
商店街で見かけた靴屋。
子供靴サイズですが、フラメンコシューズのような形をしていました。

ふと上を見上げると、ベランダの裏側にも、アラブの幾何模様が入っていました。
アンダルーシアはどこでもアラブの雰囲気が味わえます。
(2013年5月)

2015年5月15日金曜日

カディス- 紀元前10世紀フェニキア人によって築かれた古都


へレスから車でカディスCádizへ出かけました。
カディスは大西洋に突き出た半島の先にある町です。

立地の良さから、紀元前10世紀の昔にフェニキア人が町を築いたという、ヨーロッパでも最も古い都市のひとつです。



半島で陸続きですが、へレスなど北方からだと橋を渡るのが近道です。
橋を渡らないのであれば、南からぐるっと回って遠回りをしなければなりません。

カディスの新市街。
高層住宅が立ち並ぶ近代的な街でした。

ここからが旧市街ということでしょうか。
城門がありました。


外周道路を走るバスに乗って、スペイン広場近くで降りて歩きました。
スペイン広場にあるこの塔は1812年にスペイン最初の成文憲法がカディスで公布されたことを記念するものです。




タビラの塔Tore Tavira に上ると、カディスの旧市街を一望することができます。
45mほどの高さを階段で上ります。エレベーターは無いのに入場料€5.00がかかります。

南東方向に見えるクーポラがある建物がカテドラルです。



同じく タビラの塔の上からの景色。
方角不明です。

大西洋に突き出た要塞跡。サン・セバスチャン城が遠くに見えます。













サン・セバスチャン城をアップで。

こういった景色は、タビラの塔に設置されたカマラ・オスクーラCamara Oscuraという装置で見ることができます。
これは、潜望鏡のようなものの先にレンズがついていて、そこに映る外の景色を覗くのではなく、半球形の凹面スクリーンに投影する装置です。倍率も結構高くて、係員がそれぞれの場所を説明してくれるというものです。
装置を撮ったのですが、写真がどこかへ行ってしまったので、説明のみとなりました。
(2013年5月)




2015年3月8日日曜日

へレス・デ・ラ・フロンテーラ  シェリー酒の名産地

ヘレス・デ・ラ・フロンテーラはセヴィーリャの南方約90kmのところにあって、シェリー酒の名産地として知られています。

へレスの町に入ると、シェリー酒の香りが漂ってくるなんて言う人がいましたけど、そんなことはありませんでした。
ワインを造っているボテガの近くへ行ったら、ということなのでしょう。

まずは、17世紀末に建造されたカテドラルを見に行きました。

石造りの立派なファサードには装飾が施されていて、ラテンの国の大聖堂らしく、またスペインの南部なので、乾いた雰囲気です。
様式は、ゴシックと、バロック、ネオクラシックが混在したもので、1980年に大聖堂に昇格したそうです。


正面のすぐ右側に鐘楼が建っていますが、これはかつてこの大聖堂の場所にモスクが建っていたときにあったミナレットを利用したものだということです。






内部も、ほとんどの部分が白っぽい砂岩(石灰岩かも)で造られていますが、さすがに礼拝堂部分は金ピカになっています。




小さいステンドグラスもありました。
この写真では分かりにくいですが、ステンドグラスの周囲もヴォールトの部分にも彫刻が施されています。

入館料@€6がかかるので、中はガラガラでした。


次に行ったのは乗馬学校です。
正式には王立アンダルシア馬術学校という立派な名前がついています。












馬術の練習をする建物です。
内部は撮影禁止ですが、長方形の砂地の練習場、その周囲に何段かの観覧席が。 フラッシュを光らせたりすると馬が驚くから、もう撮影禁止にしてしまったのでしょうね。
馬はとても敏感な動物ですから。


外にいる馬は撮影しても構わないようです。
馬はどれもとてもきれいに手入れされていいました。




























校内に遭った、立派な建物。
王立というだけあって、たいへん立派な建物です。





さて、いよいよボテガです。
行ったのはSANDEMANというところです。




SANDEMANシェリーは、黒い帽子とマントの人がラベルになっているので知られていますが、
案内してくれる人も、それと同じ格好をしています。

シェリーの酒樽です。 
シェリーはワインにアルコール(ブランデー)を加え樽に詰めて風味を強めたお酒です。




酒樽を寝かせる保存庫です。
屋根の上に伸びた柱の上にはコウノトリが巣を作っていました。



昔使っていたブドウを絞る機械 。
木製です。


アンダルシアらしい中庭を通っていきました。


壁の素焼きの鉢には花が植わっていて、南国風情がたっぷりです。


これは樽(お酒)の重さを測るためのものです。

シェリーの製造過程を説明したパネル。

シェリーと言うと、ドライなものだと思い込んでいましたが、実は辛口から超甘口の4種類あることが分かりました。

辛口=Fino
中辛=Amontillado 
甘口=Oloroso 濃い黄金色
トロリと甘口=Cream バーガンディの赤

ブドウは白のPalomino種を95%使用。 このブドウがシェリーに向いているそうです。

いよいよ試飲の時間。
€7.00で3種類のティステイング、別に€7.50で3種類のタパス(チーズ2種とハモン)が出てくる。
でも、何も頼まなくてもチップスとオリーブとクラッカーが出てくるので、頼まなくても良かったかも。
これだけ色がついていても、シェリーは区分としては白ワインなんだそうです。

帰りに一番甘いCreamを1本買いました。
€9.85でした。

 へレスでの宿は、Sherry Park Hotel。
町の中にあって、なかなか立派なホテルです。


看板を見たら★が4つ付いていました。

ダブルの部屋と言うと、だいたいがシングルベッドを2台くっつけてあります。
これの良い点は、寝返りを打っても横で寝ている人には響かないところです。














ちゃんとバスタブもついています。


スペインですから、バスルームにはビデも必ずあります。

朝食バッフェは種類が多かったです。
さすが四つ星ホテルです。

甘目のパンが多いのが、スペインの特徴でしょうか。
イギリス人アメリカ人客が多いのか、食パンの薄切りもありました。


ハムやチーズなども種類がたくさんありました。
それほど食べないけど、朝食が豪華だと嬉しくなりますね。
(2013年5月)