2015年7月19日日曜日

アライオロス 手織りじゅうたんの町





今日はタヴィラからアライオロスArraiolosへ
ずっとロングドライブです。

南部のアルガルヴェ地方から、中部のアレンテージョ地方へ移動します。




高速道路を通ったので余計そうなのでしょうが、途中見えるものは林や草原ばかりです。

こんもりとした木はコルク樫の木のようでした。

高速道路は有料なので、通行車両もあまり多くありません。












ポルトガルは世界一のコルク産地だと知ってはいましたが、これだけのコルクの木を見ると、実感することができます。
ちなみに、ポルトガルのコルク生産世界シェアは何と70%もあるそうです。











道路から見たアライオロスです。
町の一番高いところに城址が見えていました。





町に入ったのは午後1時過ぎで、ちょうどお昼休みの頃で町には人通りがありません。

町の中心は市庁舎もあるリマ・イ・ブリト広場
Pr. Lima e Brito。













これはペロリーニョPelourinhoというもので、罪人を見せしめのため、カゴに入れてここに吊るしておくためのさらし台のことです。


広場の真ん中にはレストランの屋外テーブルがでています。














町中の建物の煙突上に取り付けられたオーナメントは、鉄砲を構えた兵士でした。

町の後ろの高台に残る城址。
1306年から1310年にかけてディニス王が建てたものだと言われています。


現在は外側の城壁と塔が残っているだけです。


城址から見える周囲の風景は、アレンテージョ地方らしく、広々のんびりとしたものでした。














草むらに咲いていた紫色の小さな花。











お昼に入ったレストラン Pelourinho です。
先ほどのリマ・イ・ブリト広場を描いた大きな絵が店内にありました。











テーブルには布のクロスがかかっているし、入口にアサリを入れた水槽があったので、「高いかも・・・」と心配しながら入りました。






白ワインを頼むと、でてきた「お通し」のピメンタ。
思ったほど辛くありませんでした。







豚肉とアサリの煮物料理。
あまり無い組合せだけど、別々に食べるとおいいしかったです。
聞けば、アレンテージョ地方の郷土料理だということでした。
ポテトも入って、量が多くて食べきれませんでした。







トマトライスと鯖を揚げたもの。

全部で€31.80だったけど、クレジットカードの機械が壊れていたので€30にまけてくれました。 
ポルトガルの食事は高くありません。






町の名前が「じゅうたん」を表す代名詞にもなっているほど有名なアライオロスの絨毯店。

町中に絨毯店がいくつもありました。
この店の看板は絨毯でできています。




店内で絨毯を織っていた女性。 ちょうど絨毯の周囲のフチの部分を作っていたところでした。

絨毯のように機織りしていくのではなく、ジュートの台布に毛糸で刺繍をして表面を覆っていくのです。全部手作りなのでたいへんな時間がかかるとのことでした。


絨毯の型紙を見せてくれました。
毛糸の色見本と、各部分に何色の毛糸を使うか、といったことが表示されています。








(左)素朴なパターンの小さなカーペットを€40で買いました。コーヒーテーブルのテーブルセンターにちょうど良いサイズです。
お店の人が”永久保証書”を付けてくれました。いつでも持ってきたら修繕してくれるそうです。
(2013年5月)



2015年7月12日日曜日

サンタルジアのタコ料理店 タスキニャTasquinha


ポルトガル南部アルガルヴェ地方タヴィラTaviraの宿で「おいしいタコごはんを食べたい」と言って紹介してもらったのがここ。

タヴィラから車で10分ほど西に走ったサンタルジアSanta Luziaの海に近い通りに何軒かレストランがありました。

その中の”タコの家 タスキニャ”というレストランに入りました。












 店内にはタコの彫刻も置いてあり、海の雰囲気があふれています。

これがタコごはん、というよりタコのリゾットです。
ポルトガル語ではARROZ DE POLVOでタコごはんです。
汁気がない炊き込みご飯風のもあるということですが、ここのは汁気もたっぷりでした。

これはタコの炭火焼です。
大きなタコでしたが、とても柔らかくておいしかったです。 ただ単に炭焼きにしたのではなくて、スロークックしたのかも知れません。










シーフードに合うのはやっぱり白ワイン。
Casal Garcia という緑のワインVinho Verdeがあったので、そのハーフボトルをいただきました。


予定にはなかったけど、近くの席の人がマンゴを食べていたので、マネして頼んでみました。
が、これが大ハズレ。
スジばかりでマズいことったら・・・。

南国でもマンゴがおいしいとは限らないのです。

食事代は全部で39.50ユーロでした。

同じ通りにあった海の雰囲気たっぷりの建物。
白い壁にブルーがアクセントになっています。














同じ建物の屋根の部分です。
装飾(避雷針かも)が灯台の形になっていました。












食事を終ったころには月が出ていました。
カサがかかっているので、翌日は雨かもしれません。
(2013年5月)



2015年7月3日金曜日

ファーロ アルガルヴェ地方ファーロの県都


ファーロFaroへ向かう途中の高速道路にある標示とカメラの装置。
有料道路はスカスカに空いていて走りやすいのですが、料金を示す看板が小刻みに出てくるのに料金所が無く、どうやって支払うのかが分かりません。










上の写真のゲート部分を拡大した写真です。
カメラでナンバープレートを識別できるようになっています。

料金は、電子的に支払うシステムになっているそうです。
で、前の日に泊まったタヴィラの郵便局で、プリペイドの高速通行カードを買うのにずいぶんと手間がかかったのでした。





ファーロには空港があります。
空港方面の表示があるサインの上のオレンジ色のものは、サッカー場の案内です。



しばらくすると、サッカー場が見えてきました。
なでしこたちもここでプレーしたのかもしれません。

ファーロも海岸に近いところにある都市で、古くは9世紀には既にイスラム教徒に支配下にあったという記録が残っているそうです。

左はカテドラルの中のパイプオルガン。 赤色が珍しいです。


もう、ポルトガルと言えばアズレージョ。 このカテドラルの中にも大きなものがありました。


 この壁全体もアズレージョで埋め尽くされています。













階段の壁もきれいです。













カテドラルの内部の壁は、ほぼ天井近くまでアズレージョで埋め尽くされています。













赤色の大理石の説教台がきれいでした。



外の通り沿いでは、もうジャカランダが花を咲かせていました。













旧市街への入口となるアルコ・ダ・ヴィラは文字通り「町の門」という意味で、18世紀に建築されたものです。













門の入口壁に塗り込まれた表示。これもアズレージョです。
「司教フランシスコ・ゴメスにより建造された」とあります。







次に行ったのは、アルガルヴェ地方の郷土博物館です。

小さくて簡素な建物の中にあるのですが、入口に紋章がついていて、それなりに威厳があります。

展示物は、この地方の人々が使っていた日用品が多かったです。
 木のボウルはおそらくユーカリの木のコブから作られたものではないでしょうか。
ポルトガルでも、多くのユーカリを見ました。 乾燥しているところだから、向いているのでしょう。

車を止めた駐車場へ戻ると、見慣れないものがありました。
電気自動車の充電スタンドです。














駐車してはいけないというサインでしょうか。
その理由は、電気自動車の充電施設がここにあるからという意味なのでしょう。

充電中の電気自動車の姿は見えませんでしたが、ポルトガルの南の端にもこういうスタンドがあるのには驚きました。
(2013年5月)